母と私とボトックス vol.11
ついに連載11回目に入りました!
久しぶり過ぎて10回を読み返しました。
そうそう 他の患者さんに 顔が怖いといわれて落ち込んでいるところから。。。
退院してからは、主治医の先生に教えて頂いた
顔面神経麻痺の神経回復のためのリハビリ運動に励んでいました。
鏡の前で 一生懸命顔を動かしていましたね。
また 日常生活をするにあたっては 口を閉じることが出来ないので
うがいの時には 手で口をつまんで口の動きをサポートしたり
ストローで飲み物を飲む時にも 片側をつままないと 陰圧がかからないので
上手く吸えません。
あっ でもこれは 今も自力でストローは上手く使えないので
手で口をつまんで飲む というのは 母の定番スタイルになっていますが。
あと 寝るときには 目が閉じないので
テープで 上まぶたと下まぶたを留めて さらにそれを
眼帯で抑えて寝ていました。
目が開いたままで寝ると 乾燥で角膜が傷んでえらいことになります。
そんな感じで 自宅療養をしていたのを覚えています。
そんな リハビリの甲斐あって 見た目も気持ちも少しずつ改善していきました[emoji:i-234]
それでも 見た目の左右差は一目瞭然で やはり形成外科医の私としては
手術でなんとかしたいと考え始めました[emoji:i-221]
そして 術後1年ほど経ち、主治医の先生に相談したところ
「自然回復は大体これで頭打ちなので、あとは娘さんにご相談ください。
形成外科の手術を受けてもいいですよ。」と お言葉を頂戴したので、
いよいよ 私の出番となりました[emoji:i-260]